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東アジア研究所講座

東アジア研究所講座

 前身の地域研究センター時代から原則として隔年に開講してきた公開講座を2016年度も以下のテーマの元開講いたします。

 この講座は、専門家によるオムニバス形式による一連の講演により開講されますので、その内容を開講年の翌年に単行本として出版します。2010年度以降では「南アジアの文化と社会を読み解く」、「アジアの核と私たち」、「アジアの文化遺産―過去・現在・未来―」が開講・出版されています。

2016年度東アジア研究所講座「都市から見たアジア経済―歴史から現代へ―」

 アジア経済の様相は、近年大きく変化している。本講座は、アジア諸地域の経済変化を長期的な視点で捉えることによって、アジア経済の特徴とその多様性をより深く理解することを目的としている。
 講座では毎回、アジアの都市を一つ取り上げ、その都市がその時代のアジアにおいてどのような位置を占めていたのか、どのような意味をもつ存在であったのかを考えていきたい。香港、シンガポール、上海など「中心」的な都市だけでなく、「周縁」に位置する諸都市にも注目し、それぞれの場を特徴づける経済的事象を紹介し検討することで、17世紀から21世紀初期の現在に至るアジア経済の変遷をたどることにしたい。

全12回春学期のみ、金曜日5時限(16:30~18:00)開講
慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎 517番教室
参加無料、参加対象:塾生、塾員、一般
参加申しこみはこちらから→

なお、受付回答はいたしませんのでご了解ください。

◆講座スケジュール◆

開催日

講師名

職位

サブテーマ

第1回

4/15
(終了)

岸本美緒

お茶の水女子大学

蘇州:米とシルクと歓楽街(17~18世紀)

第2回

4/22
(終了)

小川道大

アジア経済研究所

プネー(インド):政治都市の経済発展(18~19世紀初頭)

第3回

5/6
(終了)

小林篤史

大阪産業大学

シンガポールと東南アジア地域経済(19世紀)

第4回

5/13
(終了)

太田 淳

慶應義塾大学

バタヴィア:ハイブリッド・シティの発展と変容(18~19世紀前半)

第5回

5/20
(終了)

荒武達朗

徳島大学

山東半島登州府:"満洲"と中国本土を繋ぐ都市(18~19世紀)

第6回

5/27
(終了)

杉山伸也

慶應義塾大学名誉教授

長崎と高島炭鉱(19世紀後半)

第7回

6/3
(終了)

木村福成

慶應義塾大学

バンコク―ホーチミン:生産ネットワークへの参加、産業集積の形成、 イノヴェーション・ハブの構築(21世紀初頭)

第8回

6/17
(終了)

丸川知雄

東京大学

深圳:イノベーションの首都(21世紀初頭)

第9回

6/24
(終了)

竹内祐介

首都大学東京

日本帝国内分業と羅津港(20世紀前半)

第10回

7/1
(終了)

平井健介

甲南大学

「帝国」日本の形成と台南(20世紀前半)

第11回

7/8
(終了)

久末亮一

アジア経済研究所

香港:躍動し続ける『ゲートウェイ』都市の過去・現在・未来(19世紀半ば~20世紀)

第12回

7/15
(終了)

古田和子

慶應義塾大学

上海:交易と決済、商人と国家(19~20世紀初頭)
および講座の総括

※職位は2016年4月1日現在