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東アジア研究所 講演会「歴史人類学と「永泰文献」の解読 (３／２３)」開催のご案内
慶應義塾大学東アジア研究所は、ハーバード大学のマイケル・ゾーニ教授（Prof. Michael Szonyi）をお招きし、下記の講演会を開催いたします。
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テーマ： 歴史人類学と「永泰文献」の解読
講演者： Michael Szonyi（宋怡明）
(ハーバード大学東アジア言語文明学部と歴史学部教授)
【時 間】 2024年3月23日（土） 15:30～17:30
【形 式】 対面
【会 場】 慶應義塾大学 三田キャンパス 東館6階G-lab
【交通アクセス・キャンパス案内】
（ https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html）
→キャンパスマップ【13】が東館です
【主 催】 慶應義塾大学東アジア研究所（主管：現代中国研究センター）
【共 催】 慶應義塾大学総合政策学部
【司 会】 鄭浩瀾（慶應義塾大学総合政策学部准教授）
【コメンテーター】 山本英史（慶應義塾大学文学部名誉教授）
【使用言語】 中国語
【参加方法】3月20日（水）までに、以下のフォームよりお申込みください。
→ https://forms.gle/HoSmTShpxJiPK7Ay6
【講演内容】
歴史人類学の方法を用いて、私たちはどのように、過去に地域社会に生きた人々と対話できるでしょうか。本セミナーでは、長年にわたって中国南東部の地域社会でフィールドワークを実施してこられたハーバード大学のマイケル・ゾーニ教授に、ご自身のご経験に基づき、歴史人類学を用いた地域社会研究の手法について解説していただきます。それと同時に、福建永泰地域の10万件近くに及ぶ土地契約文書を題材に、明清時代の福建地域の社会史について、最新の研究動向を語っていただきます。
【講演者紹介】
ハーバード大学東アジア言語文明学部と歴史学部教授、ハーバード大学フェアバンク現代中国研究センター元所長。
オクスフォード大学で博士号を取得したのち、マギル大学助教、トロント大学准教授を経て2005年にハーバード大学准教授に就任し、2009年に現職に至る。主に中国史や民族誌学を専攻し、中国南東部の地域社会でのフィールドワークおよび史料分析に基づいた地域社会史の研究をこれまで10冊以上の著書、25本以上の論文を発表。代表作としては、『実践のなかの宗族：明清福州的宗族研究』（Practicing Kinship: Lineage and Descent in Late Imperial China, Stanford University Press, 2002）、『冷戦下の島：前線にある金門』（Cold War Island: Quemoy on the Front Line, Cambridge University Press, 2008）、『統治される技法：帝国後期の中国における日常政治』（The Art of Being Governed: Everyday Politics in Late Imperial China, Princeton University Press, 2017）、『中国の何が問題か？ハーバードの眼でみると』 （The Chinese Questions: Critical Insights into a Rising Power, Harvard University Press, 2018；藤原書店、2021年）などがある。現在は、明清時代の農村地域史のほか、20世紀の農村史にも取り組んでいる。