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INFORMATION

現代中国研究センター第2回全体研究会のご案内

(2014/5/9終了)

このたび東アジア研究所・現代中国研究センターでは、以下の通り研究会を
開催することとなりましたので、ご案内いたします。是非ご出席くださいますよう
お願い申し上げます。
なお、参加希望の方はお名前、ご所属、ご連絡先とご希望の会議名を明記のうえ
cccskieas@info.keio.ac.jpまでご連絡ください。
また受付回答はいたしませんのでご了解ください。



日 時: 2014年5月9日(金)18:00-20:00
テーマ: 「民国期医学界における『国医』の科学化をめぐる論争」
報告者: 李秉奎(北京大学医学人文研究院准教授)
司 会: 高橋伸夫(慶應義塾大学)
言 語: 中国語
場 所: 慶應義塾大学三田キャンパス大学院校舎8階 東アジア研究所 共同研究室1
       【慶應義塾Access & Maps】
        http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
         → キャンパスマップ【8】が大学院校舎です

概 要:
「科学化」と「民族化」は1930年代の医学界における論争の二大テーマである。
中国医学の廃止案の通過と「中央国医館」の設立は、そうした思 想対立を象徴
する事件となった。余雲岫を代表とする西洋医学者は、医学革命と「旧医」の
廃止を主張した一方、中央国医館を大本営とする中国医学者は、「国 医」の
整理と国粋の保存を主張した。国医の科学化をめぐる両者の対立は、「科学化」
と「民族化」の狭間に置かれた医学界の窮地を反映した。



◆研究会では、録音・映像による取材はご遠慮いただいております。
◆本研究会はチャタムハウスルールに則り運営されます。
 プレスの方々が、講演者等の発言内容を引用される際には直接本人の
 了解をとってくださいますようお願い申し上げます。