現代中国研究センターセミナー「葦草と疫病ー近代中国の揚子江デルタにおける住血吸虫症の大流行」開催のご案内(10/3)
慶應義塾大学東アジア研究所・現代中国研究センターでは、下記のとおり、セミナーを開催いたします。中国近代史、環境史、衛生史にご関心のある方々のご参加をお待ちしております。
【日 時】2025年10月3日(金)13:00~14:30
【場 所】慶應義塾大学三田キャンパス 大学院校舎8階共同研究室
* 交通アクセス・キャンパス案内 *
( https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html)
→キャンパスマップ【3】が大学院校舎です
【講演者】施昱丞 (Richard Yu-Cheng Shih, Postdoctoral Fellowハーバード大学/香港中文大学)
【演 題】葦草と疫病ー近代中国の揚子江デルタにおける住血吸虫症の大流行
【内 容】環境と疫病は、人間の営みとその歴史に大きな影響を及ぼしてきました。同様に、人間の営みが環境と疫病に及ぼした変化も無視できないものがあります。施研究員は、近代中国における人獣共通感染症の歴史を、人間の経済活動と湿地環境の変化と結びつけて研究してこられました。本セミナーでは、19世紀後半の揚子江デルタにおける葦草の商業栽培の拡大が、住血吸虫症の流行をもたらした経緯についてお話いただきます。
【討論者】林秀光(慶應義塾大学)、小嶋華津子(慶應義塾大学)
【使用言語】日本語、中国語、英語
*講演は日本語で、討論は日本語・中国・英語で行います。
【申込方法】下記のグーグルフォームによりお申込みください。
→ 20251003セミナー 申込フォーム
【申込期限】9月30日23:59まで
【問い合わせ先】慶應義塾大学東アジア研究所・現代中国研究センター
→ cccskieas@info.keio.ac.jp