現代中国研究センター 研究会「宇宙の地政学:科学技術覇権をめぐる米中対立と日本の未来」開催のご案内(7/20)
(2024/7/20 終了)
慶應義塾大学東アジア研究所は、科学ジャーナリストの倉澤治雄氏をお招きし、下記の研究会を開催いたします。
【講師】倉澤治雄(博士)(元日本テレビ記者)
【演題】宇宙の地政学:科学技術覇権をめぐる米中対立と日本の未来
中国の嫦娥6号が世界で初めて月の裏側からのサンプルリターンに挑戦しました。宇宙開発は科学技術の総力戦で、先頭を行く米国を中国が猛追する構図となっています。基礎科学分野ではすでに一部中国が米国を追い越し、「科学技術強国」の実現に向けて邁進しています。
一方、日本の凋落は著しく、研究開発費や研究成果を表す論文数などで、米中に大きく水をあけられています。「科学技術立国」日本は風前の灯火となっています。
国際政治や安全保障の舞台も地球から宇宙へと広がりを見せています。米中に加えて、ロシア、欧州、インド、韓国、イラン、アラブ首長国連邦、そして北朝鮮が宇宙開発分野で大きく力を伸ばしています。
波乱の時代を乗り越え、未来を切り開くために日本は今何をなすべきなのでしょうか。このほど『宇宙の地政学』(ちくま新書、2024年)を上梓された倉澤治雄氏に論じていただきます。
【日時】2024年7月20日(土) 午後4時〜午後5時30分
【形式】対面
【会場】慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階G-Lab
【交通アクセス・キャンパス案内】
( https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html)
→キャンパスマップ【13】が東館です
【主催】慶應義塾大学東アジア研究所(主管:現代中国研究センター)
【討論者】齊藤孝祐(上智大学総合グローバル学部教授)、金牧功大(慶應義塾大学大学院博士課程)
【使用言語】日本語
【申込方法】下記Google フォームよりお申込みください。
→ https://forms.gle/i5XxYANb3MTPpqjq9
【申込期限】7月15日(月)
★但し、会場の都合上、先着80名で申し込みを締め切らせていただきます。